TMCの定款


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特定非営利活動法人
たちかわ多文化共生センター定款
(平成19年10月現在)
この定款は、平成14年10月9日に施行されています。
その後、平成19年9月11日に第9条1項3号が改正されています。
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第1章総則


(名称)
第1条この法人は、特定非営利活動法人たちかわ多文化共生センターという。
 
(事務所)
第2条この法人は、主たる事務所を東京都立川市に置く。
 
(目的)
第3条この法人は、立川市に住み、働き、学び、憩う、国籍や民族を異にする人々が、同じ市民として共に生きる地域社会の創造に寄与するとともに、市民の国際意識の醸成と国際理解の促進を図り、もって地球市民を育てることを目的とする。
 
(特定非営利活動の種類)
第4条この法人は、前条の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
(1)まちづくりの推進を図る活動
(2)文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
(3)人権の擁護又は平和の推進を図る活動
(4)国際協力の活動
(5)以上の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
 
(事業の種類)
第5条この法人は、第3条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1)多言語共生に関する情報の収集と多言語による情報の提供
(2)多言語による相談窓口の運営
(3)市民の国際意識を醸成するためや、国際理解を促進するための学習会、シンポジウム等の啓発事業の開催
(4)文化共生を支援するボランティアの養成と組織化
(5)当法人と共通の目的をもった市内各団体のネットワーク化
(6)多文化共生を促進するための文化芸術スポーツの交流
(7)その他目的を達成するために必要な事業
2この法人は、次の収益事業を行う。
(1)物品販売
(2)出版事業
(3)音楽、演劇などの興業
(4)翻訳、通訳
3前項に掲げる事業は、第1項に掲げる事業に支障がない限り行うものとし、その収益は、第1項に掲げる事業に充てるものとする。


第2章会員

 
(種別)
第6条この法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法(以下「法」という。)上の社員とする。
(1)正会員この法人の目的に賛同して入会した個人及び団体
(2)賛助会員この法人の事業を援助するために入会した個人及び団体
(入会)
第7条正会員の入会について、特に条件は定めない。
2正会員及び賛助会員として入会しようとするものは、理事長が別に定める入会申込書により、理事長に申し込むものとする。
3理事長は、前項の申し込みがあったとき、正当な理由がない限り、入会を認めなければならない。
4理事長は、第2項のものの入会を認めないときは、速やかに、理由を付した書面をもって本人にその旨を通知しなければならない。
(入会金及び会費)
第8条正会員及び賛助会員は、総会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない。
2特別の費用を必要とするときは、理事会の議決を経て臨時会費を徴収することができる。
(会員の資格の喪失)
第9条正会員及び賛助会員が次の各号の一に該当する場合には、その資格を喪失する。
(1)退会届の提出をしたとき。
(2)本人が死亡し、若しくは失そう宣言を受け、又は会員である団体が消滅したとき。
(3)過去2年分の会費を滞納したとき。
(4)除名されたとき。
(退会)
第10条正会員及び賛助会員は、理事長が別に定める退会届を理事長に提出して、任意に退会することができる。
(除名)
第11条会員が次の各号の一に該当する場合には、総会の議決により、これを除名することができる。
(1)この定款に違反したとき。
(2)この法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。
2前項の規定により会員を除名しようとする場合は、議決の前に当該会員に弁明の機会を与えなければならない。
(拠出金品の不返還)
第12条既に納入した入会金、会費その他の拠出金品は、返還しない。


第3章役員

 
(種類及び定数)
第13条この法人に、次の役員を置く。
(1)理事3人以上30人以内
(2)監事1人以上2人以内
2理事のうち1人を理事長、3人以内を副理事長とする。
 
(選任等)
第14条理事及び監事は、総会において選任する。
2理事長及び副理事長は、理事の互選とする。
3役員のうちには、それぞれの役員について、その配偶者若しくは三親等以内の親族が1人を超えて含まれ、又は当該役員並びにその配偶者及び三親等以内の親族が役員の総数の3分の1を超えて含まれることになってはならない。
4法第20条各号のいずれかに該当する者は、この法人の役員になることができない。
5監事は、理事又はこの法人の職員を兼ねてはならない。
 
(職務)
第15条理事長は、この法人を代表し、その業務を総理する。
2副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故があるとき又は理事長が欠けたときは、理事長があらかじめ指名した順序によって、その職務を代行する。
3理事は、理事会を構成し、この定款の定め及び総会又は理事会の議決に基づき、この法人の業務を執行する。4監事は、次に掲げる職務を行う。
(1)理事の業務執行の状況を監査すること。
(2)この法人の財産の状況を監査すること。
(3)前2号の規定による監査の結果、この法人の業務又は財産に関し、不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事故があることを発見した場合には、これを総会又は所轄庁に報告すること。
(4)前号の報告をするために必要がある場合には、総会を招集すること。
(5)理事の業務執行の状況又はこの法人の財産の状況について、理事に意見を述べること。
 
(任期等)
第16条役員の任期は2年とする。ただし再任を妨げない。
2補欠のため、又は増員により就任した役員の任期は、それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする。3役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。
(欠員補充)
第17条理事又は監事のうち、その定数の3分の1を超える者が欠けたときは、遅滞なくこれを補充しなければならない。
 
(解任)
第18条役員が次の各号の一に該当する場合には、総会の議決により、これを解任することができる。
(1)心身の故障のため、職務の遂行に堪えないと認められるとき。
(2)職務上の義務違反その他役員としてふさわしくない行為があったとき。
2前項の規定により役員を解任しようとする場合は、議決の前に当該役員に弁明の機会を与えなければならない。
 
(報酬等)
第19条役員は、その総数の3分の1以下の範囲で報酬を受けるができる。
2役員には、その職務を執行するために要した費用を弁償することができる。
3前2項に関し必要な事項は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。


第4章会議

 
(種別)
第20条この法人の会議は、総会及び理事会の2種とする。
2総会は、通常総会及び臨時総会とする。
 
(総会の構成)
第21条総会は、正会員をもって構成する。
 
(総会の権能)
第22条総会は、以下の事項について議決する。
(1)定款の変更
(2)解散及び合併
(3)事業計画及び収支予算
(4)事業報告及び収支決算
(5)役員の選任又は解任、職務及び報酬
(6)入会金及び会費の額
(7)借入金(その事業年度内の収入をもって償還する短期借入金を除く。第49条において同じ。)その他新たな義務の負担及び権利の放棄
(8)事務局の組織及び運営
(9)その他運営に関する重要事項
 
(総会の開催)
第23条通常総会は年1回開催する。
2臨時総会は、次に掲げる場合に開催する。
(1)理事会が必要と認め、招集の請求をしたとき。
(2)正会員総数の5分の1以上から会議の目的を記載した書面により招集の請求があったとき。
(3)監事が第15条第4項第4号の規定に基づいて招集するとき。
 
(総会の招集)
第24条総会は、前条第2項第3号の場合を除いて、理事長が招集する。
2理事長は、前条第2項第1号及び第2号の規定による請求があったときは、その日から14日以内に臨時総会を招集しなければならない。
3総会を招集する場合には、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面により、開催日の日の少なくとも5日前までに通知しなければならない。
 
(総会の議長)
第25条総会の議長は、その総会に出席した正会員の中から選出する。
(総会の定足数)
第26条総会は、正会員総数の2分の1以上の出席がなければ開会することはできない。
 
(総会の議決)
第27条総会における議決事項は、第24条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。
2総会の議事は、この定款に規定するもののほか、出席した正会員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
 
(総会での表決権等)
第28条各正会員の表決権は平等なものとする。
2やむを得ない理由により総会に出席できない正会員は、あらかじめ通知された事項について、書面をもって表決し、又は他の会員を代理人として表決を委任することができる。
3前項の規定により表決した正会員は、前2条の規定の適用については、出席したものとみなす。
4総会の議決について、特別の利害関係を有する正会員は、その議決に加わることができない。
 
(総会の議事録)
第29条総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)正会員総数及び出席者数(書面表決者又は表決委任者がある場合にあっては、その数を付記すること。)
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果
(5)議事録署名人の選任に関する事項
2議事録には、議長及び総会において選任された議事録署名人2名が、記名押印又は署名しなければならない。
 
(理事会の構成)
第30条理事会は、理事をもって構成する。
(理事会の権能)
第31条理事会は、この定款に別に定める事項のほか、次の事項を議決する。
(1)総会に付議すべき事項
(2)総会の議決した事項の執行に関する事項
(3)その他総会の議決を要しない業務の執行に関する事項
 
(理事会の開催)
第32条理事会は、次に掲げる場合に開催する。
(1)理事長が必要と認めたとき。
(2)理事総数の3分の1以上から理事会の目的である事項を記載した書面により招集の請求があったとき。
 
(理事会の招集)
第33条理事会は理事長が招集する。
2理事長は、前条第2号の場合にはその日から7日以内に理事会を招集しなければならない。
3理事会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面により、開催日の少なくとも3日前までに通知しなければならない。
 
(理事会の議長)
第34条理事会の議長は、その理事会に出席した理事の中から選出する。
 
(理事会の議決)
第35条理事会における議決事項は、第33条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。
2理事会の議事は、理事総数の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決するところによる。
 
(理事会の表決等)
第36条各理事の代表決権は、平等なものとする。
2やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、あらかじめ通知された事項について書面をもって表決することができる。
3前項の規定により表決した理事は、前条及び次条の適用については、理事会に出席したものとみなす。
4理事会の議決について、特別の利害関係を有する理事は、その議決に加わることができない。
 
(理事会の議事録)
第37条理事会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)理事総数、出席者数及び出席者氏名(書面表決者にあっては、その旨を付記すること。)
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果


第5章資産

 
(構成)
第38条この法人の資産は、次の各号に掲げるものをもって構成する。
(1)設立当初の財産目録に記載された資産
(2)会費及び入会金
(3)寄付金品
(4)財産から生ずる収入
(5)事業に伴う収入
(6)その他の収入
 
(区分)
第39条この法人の資産は、これを分けて特定非営利活動に係わる事業に関する資産、収益事業に関する資産の2種とする。
 
(管理)
第40条この法人の資産は、理事長が管理し、その方法は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。第6章会計
 
(会計の原則)
第41条この法人の会計は、法第27条各号に掲げる原則に従って行わなければならない。
 
(会計区分)
第42条この法人の会計は、次のとおり区分する。
(1)特定非営利活動に係わる事業会計
(2)収益事業会計
 
(事業年度)
第43条この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
(事業計画及び予算)
第44条この法人の事業計画及びこれに伴う収支予算は、毎事業年度ごとに理事長が作成し、総会の議決を経なければならない。
 
(暫定予算)
第45条前条の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、理事長は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前事業年度の予算に準じ収入支出することができる。2前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。
 
(予備費)
第46条予算超過又は予算外の支出に充てるため、予算中に予備費を設けることができる。
2予備費を使用するときは、理事会の議決を経なければならない。
 
(予算の追加及び更正)
第47条予算成立後にやむを得ない事由が生じたときは、理事会の議決を経て、既定予算の追加又は更正をすることができる。
 
(事業報告及び決算)
第48条この法人の事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支計算書等決算に関する書類は、毎事業年度終了後、速やかに、理事長が作成し、監事の監査を受け、総会の議決を経なければならない。2決算上剰余金を生じたときは、次事業年度に繰り越すものとする。
 
(臨時の措置)
第49条予算をもって定めるもののほか、借入金の借り入れその他新たな義務の負担をし、又は権利の放棄をしようとするときは、総会の議決を経なければならない。


第7章定款の変更、解散及び合併

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定款の変更)
第50条この法人が定款を変更しようとするときは、総会に出席した正会員の2分の1以上の多数による議決を経、かつ、法第25条第3項に規定する軽微な事項を除いて所轄庁の認証を得なければならない。
 
(解散)
第51条この法人は、次に掲げる事由により解散する。
(1)総会の議決
(2)目的とする特定非営利活動に係る事業の成功の不能
(3)正会員の欠亡
(4)合併
(5)破産
(6)所轄庁による設立の認証の取消し
2前項第1号の事由によりこの法人が解散するときは、正会員総数の4分の3以上の承諾を得なければならない。
3第1項第2号の事由により解散するときは、所轄庁の認定を得なければならない。
 
(残余財産の帰属)
第52条この法人が解散(合併又は破産による解散を除く。)したときに残存する財産は、法第11条第3項に掲げる者の内、解散時総会において決議された者に譲渡するものとする。
 
(合併)
第53条この法人が合併しようとするときは、総会において正会員総数の4分の3以上の議決を経、かつ、所轄庁の認証を得なければならない。第8章公告の方法
(公告の方法)
第54条この法人の公告は、この法人の掲示場に掲示すると共に、官報に掲載して行う。


第9章事務局

 
(事務局の設置)
第55条この法人にこの法人の事務を処理するため、事務局を設置する。
2事務局には、事務局長及び必要な職員を置く。
 
(職員の任免)
第56条事務局長及び職員の任免は、理事長が行う。
 
(組織及び運営)
第57条事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。


第10章雑則

 
(細則)
第58条この定款の施行について必要な細則は、理事会の議決を経て、理事長がこれを定める。附則1この定款は、この法人成立の日から施行する。
2この法人の設立当初の役員は、別表のとおりとする。
3この法人の設立当初の役員の任期は、第16条第1項の規定にかかわらず、この法人の設立の日から平成15年5月31日までとする。
4この法人の設立当初の事業年度は、第43条の規定にかかわらず、この法人設立の日から平成15年3月31日までとする。
5この法人の設立当初の事業計画及び収支予算は、第44条の規定にかかわらず、設立総会の定めるところによる。
6この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
正会員 入会金 なし
年会費
1.個人 3,000円
2.学生 1,000円
3.団体 一口10,000円

賛助会員 入会金 なし
年年会費
1.個人 一口2,500円
2.団体 一口10,000円
◎ただし、個人正会員と同一世帯のものが入会するときには、二人目以降は一人当たり1,000円とすることができる。
(別表)設立当初の役員(HP掲載省略)

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特定非営利活動法人たちかわ多文化共生センター設立趣意書
 立川市は近年、一時的に訪問する外国人の他にも、外国人登録している在住外国人が2,700人を超えています。これまでも、訪問された外国人や在住の外国人の方々が地域社会で快適に暮らせるように、市内の民間国際交流団体が、各種国際交流事業などに取り組んできました。
 今後、私たちはさらに本市が、国籍や民族にかかわらず、すべての人にとって住みよいまちになっていけるように、また、地域で生活するすべての人の意見等が行政に反映できるように、相互の文化を理解し、ともに助け合い、高めあい、共存するまちづくりをすすめていきたいと考えています。
 そこで、多様な国際交流活動を展開している市民どうしのネットワーク化を進め、市民の国際意識の醸成と国際理解の促進を図り、真の平和を望む地球市民を育てることを目的とした上で、交流、情報、相談の拠点となるように取り組んでいきます。
平成14年10月9日
特定営利活動法人たちかわ多文化共生センター
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