外国人児童生徒への支援事業
2024年8月18日 第5回お遊び会
日時:2024年8月18日(日)午前10時~午前11時半
会場:「立川子ども未来センター」201及び202会議室
8月18日(日)に、「学生ネットワーク」(学生が中心となった支援者有志グループ)が企画・運営する「お遊び会」を開催しました。
第5回となる今回は、聖パウロ学園高等学校(在八王子)ハンドベル部の皆さまをお招きし、ハンドベル演奏会と体験会を行いました。児童生徒やその家族、支援者が一緒になって演奏を楽しみました。
またミニゲームとしてだるまさんがころんだを行い、児童生徒が白熱した様子を見せていました。最後にはかわいらしい記念品の贈呈もあり、子どもたちが喜んで持ち帰ってくれました。
きれいな音色と楽しい音楽やゲームで、笑顔があふれるお遊び会になりました!
2024年7月3日 七夕祭(たなばたまつり)
💗 「つばさ」では、七夕(たなばた)まつりに20人のこどもたちが集まりました。
まず七夕のお話をサポーターから聞きました。そして、将来(しょうらい)の夢(ゆめ)やお願い(ねがい)を短冊(たんざく)に書いて、笹(ささ)にかざりました。
🌹「おかねもちになれますように」
🌹「じょうずににぶんがかけますように」
🌹「エンジニアになりたいです」
🌹「おかあさん、いつまでもげんきでいてください」・・・
こどもたちの夢や希望がかないますように。
しょうがくせい
ちゅうがくせい
💗「2024年7月研修会のご案内」
毎週水曜日に開催している「子ども日本語教室(つばさ)」では、スキルアップして子ども達に寄り添った支援が出来るよう、研修会を行っています。
関心のあるかたのご参加をお待ちしております。研修後、サポーターとして活動いただける方を歓迎いたします!
日時:2024年7月24日(水)15:00-17:00
形式:オンラインZOOM
講師:東京外国語大学名誉教授 小林幸江氏
テーマ:学習言語って何?勉強についていけるための支援を目指して3
問い合わせ先:立川子ども日本語教室 akiko-shirai@tachikawa-mc.org
💗第4回お遊び会の報告
今回も「学生ネットワーク」(高校生・大学生からなる学生支援者有志グループ)が企画し、実施しました。
日時: 2024年 3月 16日(土)午前 10時~午前 11時半
会場:「立川子ども未来センター」 201及び 202会議室
クリックして動画をごらんください
学生ネットワークのメンバー
プログラム
じゃんけん列車
だるまさんがころんだ
「つばさ」2期生写真
小学生の部・中学生の部ともに、こどもたち16名は元気に「つばさ」にかよっています。
2022年 5月の「つばさ」開校以来、 2年がすぎようとしています。
この 2年の間に子ども達は心身共に大きく成長しました。
中学生の部にいる生徒 8名のうち 3名は、高校に進学し、「つばさ」を卒業します。
今後はつばさを大きくひろげ、力強く飛び立って欲しいと支援者一同、願っています。
🌹みなさま、これからも子ども達を見守ってください。よろしくおねがいします。
💗「立川子ども日本語教室(つばさ)」お遊び会
日時:2024年3月16日(土)午前10時~午前11時30分
場所:立川市子ども未来センター会議室201・202
外国につながる子どもが「つばさ」で日本語を学んでいます。そんなこどもたちといっしょに遊びませんか?
親子での御参加も大歓迎です🌹
お申込みは、チラシのQRコードからお願い致します。
💗立川市会議員がつばさを視察
2023年12月13日(水)、立川市議会「立憲ネット緑たちかわ会派」の議員5名、稲橋ゆみ子議員・わたなべ忠司議員・原ゆき議員・あべみさ議員・山本洋輔議員、が、つばさ(小学生の部)を視察されました。
学習者・支援者共に和やかに日本語のレッスンを行っている様子を、丁寧に、見て回られました。
💗お遊び会
場所:立川市こども未来センター会議室201・202
「つばさ」で、外国につながる児童・生徒を支援している学生サポーターの団体「学生ネットワーク」が主導し、「お遊び会」を開催しました。
参加したのは、つばさで支援を受けている子ども達、その家族、つばさの支援者です。
クリックして動画もご覧ください。
お遊び会動画1
お遊び会動画2
「椅子取りゲーム」や「だるまさんが転んだ」など、昔からある遊びで大いに楽しみました。中学生が小学生の面倒を見たり、とても和やかな 2時間でした。
学生ネットワークの代表(右端)が次期代表(左端の2人)を紹介しています
集合写真
💗2023年7月5日 『つばさ』で七夕の願いをしました。
小学生の部
中学生の部
💗児童・生徒生活支援事業委員会研修会報告
場所: RISURUホール第1会議室
講師:頼田敦子氏(横浜市教育委員会日本語講師)
内容:対面と ZOOM
講義の後は、支援者が子ども日本語教室の各チームに分かれ、支援する際悩んでいる事、困っている事について先生に直接質問する時間がありました。
支援者だけでなく一般の方の御参加もあり、充実した学びの時となりました。
支援に当たってのヒントを多く頂き、今後の支援に生かして行きたいとの声が参加者から聞かれました。
【6月研修会の御案内】
次回の研修会は、以下の通りです。
日時: 6月 3日(土)午後 2時~午後 4時
会場: RISURUホール 5階 第 1会議室
講師: 頼田敦子氏(横浜市教育委員会日本語教師・横須賀市居郁委員会日本語教師指導員)
テーマ: 「学習計画の立て方」
対象: 「つばさ」の支援者・立川市在住在勤で外国にルーツを持つ子どもの日本語支援に関心のある方々。
定員: 45名(定員になり次第、締め切らせて頂きます。)
締切: 5月 28日(日)
申込方法: QRコードを読み取り、申し込んで下さい。
つばさ『お遊び会』実施報告
場所:こども未来センター
🌹つばさを支援している学生サポーター企画。つばさに通う児童・生徒、その家族、友達、つばさのサポーター、一般の方々が一緒にゲームを楽しみました。
「つばさ」教室の報告です。
① 「つばさ」一期生(2022年~2023年) 小学生の部2名がつばさを卒業しました。現在10名の児童が在籍中です。
② 「つばさ」一期生 中学生の部、3名が高校進学しました。
③ ウクライナ出身の生徒を支えています。
つばさ小学生の部
つばさ中学生の部
ウクライナ出身の生徒とサポーター
『「立川子ども日本語教室 つばさ」第2回お遊び会
日時:2023年3月26日(日)午前9時40分から午前11時40分
場所:子ども未来センター
内容:つばさの学生支援者が主体となり、楽しいゲームを紹介します
今回は一般の方々も参加できます。ぜひ、申し込んでください。
💛「つばさ・放課後日本語教師の研修会開催]
講師:頼田敦子先生
内容:テーマ「教室活動の実践」
①小学6年生から中学1年生へと環境が大きく変わる学習者に対する支援活動の進め方
②来日直後で日本語学習経験がなく、学習者との共通言語もない場合の支援開始初日の進め方
2022年11月20日(日)サポーターのスキルアップ対面研修実施
講師:頼田敦子氏(横浜教育委員会日本語講師・横須賀市教育委員会日本語指導員
内容:サポーターが児童・生徒の役と支援者の役を演じる「ロールプレイ」を行いました。3組のサポーターが会場の真ん中でロールプレイを行い、頼田先生がアドバイスをしました。すぐに役立ちそうなヒントやアイディアに満ちた研修でした。
2022年11月2日 武蔵村山市議会議員「つばさ」訪問
11月2日、稲橋ゆみ子立川市議会議員が、武蔵村山市議会の鈴木明議員・須藤博 議員を立川市施設を案内し、子ども未来センターを訪問しました。つばさの教室風景を視察された様子をお伝えします。
9月21日(水)東京都つながり創生財団「つばさ教室」視察
東京都つながり創生財団は、地域コミュニティーの活性化を支援する目的で東京都により設立された団体で、「地域日本語教育の推進」に取組んでいる団体です。
TMCの「つばさ教室」が、同財団のポータルサイトである「東京日本語教室サイト」に紹介していただけるということです。ありがとうございました。
「2022年8月11日つばさ教室『お遊び会』開催」
お遊び会の参加者
(1)企画・運営
児童・生徒教室のサポーターの 『学生ネットワーク』のメンバー が企画・運営しました。
学生ネットワークのメンバーです
(2)工夫した点
「つばさ教室」で学んだ日本語を活用できるように、『お遊び会』の内容を工夫しました。ビンゴ大会は、数字ではなく、日本語の単語で行いました。日本語を楽しくおぼえることにつながったと思います。
『単語ビンゴ』
(3)嬉しかったこと、当日の子ども達が喜んでくれたこと
自己紹介で集めたひらがなを組み合わせて文章を作るときや、ビンゴ大会で景品をもらったとき、外国につながる児童・生徒たちはすばらしい笑顔で喜んでいました。それを見て、とても嬉しい気持ちになりました。
(4)今後に向けて
今回の経験や感じたことを、今後のサポート活動や2回目の「お遊び会」に活かしていきたいと思います。
7月20日、立川市議会議員の伊藤大輔氏『つばさ』を訪問、ならびに、立川市市民協働課長が『つばさ』を視察
『つばさ』を見て回る伊藤大輔市議
💛2022年7月20日、YSCのピッチフォード理絵さんによる高校進学についての研修
ピッチフォード理絵さん
サポーターたち
キャピタル・グループの『つばさ』授業見学
TMC児童生徒生活支援事業に御寄付いただいているキャピタル・グループの寄付委員会の方が、2022年7月6日に『つばさ』を見学にいらっしゃいました。子ども達や学生サポーター等と話しをされ、教室の様子を、ていねいに、見ていかれました。そのようすをお伝えいたします。ご支援にこころから感謝いたします。
2022年5月11日に開校したこども日本語教室は、「つばさ」という愛称をつけました。正式名称は『立川子ども日本語教室(つばさ)』になります。
こども未来センターの「つばさ」教室
「つばさ」は水曜日に開校しています。現在、小学生は 3: 00― 5: 00で、中国・ネパール・アメリカにつながる児童が、中学生 5: 00- 7: 00で、フィリピン・中国・ウクライナにつながる生徒が通ってきます。
サポーターは3名でチームを組み、子ども1名に対し、サポーター 2名の体制で支援を行っています。サポーターは年齢層も多様で、高校生からシニア世代までいます。まさに多文化共生です!
この「つばさ」に込められた思いが、こどもたちに届き、子どもたちが日本語力を身に着け、日本社会に溶け込んでいけますように。みなさんの応援をお願いいたします🌹
中国出身
児童
ネパール出身児童
中国出身児童
フィリピン出身生徒
中国出身生徒
ウクライナ出身生徒
ネパール出身児童
中国出身児童
中国出身児童
アメリカ出身児童
「立川子ども日本語教室(愛称:つばさ)が七夕を前にした6月29日(水曜日)七夕の願いを書きました
「立川子ども日本語教室(愛称:つばさ)が5月11日にスタートして約 2か月たちました。こどもたちは元気に「つばさ」に通ってきています。七夕を前に した6月29日(水曜日)七夕の願いを書きました。
「つばさ」に来ている小学生たちとサポーター
こどもたちは思いを込めて、短冊に願いを書き、笹に飾りました。
「にほんごがじょうずになりますように」・・・
子どもたちの願いが天の川にとどきますように。そして、叶いますように!
( 2022年 6月 29日撮影)
💛「子ども日本語教室」開校
開校式で挨拶するTMC細江理事長
最初の教室では、小学生の部4人、中学生の部2名の児童・生徒が、サポーターと共に、楽しく、日本語を勉強しました。外国につながる児童・生徒にとって、居心地の良い「居場所」、「学習の場」作りを目指して行きたいと思っています。これからもみなさまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
「子ども日本語教室」
💛外国につながる児童生徒のための日本語教室開催にむけて
4月の土曜日4回にわたって、事前研修が行われました。
🌹形態: ZOOM
講師の講義を聴き、ブレイクアウトルームで課題を解決するワークショップ形式で行いました。
ブレイクアウトルームででの参加者の皆さん
🌹内容
① 2022年 4月 2日(土)『外国人児童生徒に接するに際して知っておくべき基礎知識』
講師 ピッチフォード理絵さん( NPO法人 YSCグローバルスクール
② 2022年4月 9日(土)『こどもたちの日本語力の見立て JSLバンドスケール使用』
②―④講師 大森麻紀さん(目黒区教育指導課)
③ 2022年 4月 16日(土)『日本語指導の具体的方法その1 おひさまはじめのいっぽ』
④ 2022年 4月 23日(土)『日本語指導の具体的方法 その2 リライト教材の作り方』
🌹参加者
毎回 50名前後の参加者が熱心に参加しました。
内訳は 60代から 20代の大学生・高校生まで。
🌹内容
毎回、対話形式の講義で、参加者は、主体的(アクティブ)に、学んでいきました。
1.支援の姿勢として「寄り添う姿勢」が大切であること
2.実際の児童・生徒の「ことばの力」をあたたかいまなざしで「見立てる」
3.どのような教材を使ってかかわるかを判断し、生活言語能力( BICS)を育む
4.教科書をわかりやすくリライトし、学習言語能力 (CALP)を育む
ことを学びました。
🌹参加者の感想
支援に向けて、支援にかかわる姿勢、支援の具体的な方法を学ぶことができました。またブレイクアウトルームをとおして、支援にかかわろうとしている方々と直接に話し合うことができ、この支援にかかわっていきたいという気持ちが強まりました。
🌹企画したTMC研修グループからの感謝
参加者が主体的に、アクティブにかかわって、学ばれていく姿に接し、研修を行って本当に良かったという思いです。こ
4回の研修を笑顔で終えた参加者のみなさん💛
関わってくださったかたがたに、心から、感謝します。「多文化共生」を信念としてつながり、立川市にかかわる「外国につながるこどもたち」に寄り添っていきましょう。よろしくお願いいたします。
児童生徒支援 「子ども日本語教室」が来月5月にいよいよ始まります♪
TMCでは、 5月 11日(水)開校の「立川子ども日本語教室」の準備をちゃくちゃくと進めています。
「立川子ども日本語教室」は、毎週水曜日・子ども未来センターで、午後 3時~午後 5時(小学生)、午後 5時~午後 7時(中学生)にあります。
外国にルーツを持 つ子ども達が日本語を 習い、他の子ども達と知り合いになる場でもあります。
教室係です💛
4月 13日には「子ども未来センター」で、子ども日本語教室のお世話をする係「教室係」の第 1回ミーティングがありました。
教室係は総勢 8名で、毎週水曜日に教室でお待ちしています。
みんな、親切で優しいメンバーです!
宜しくお願いします。 (教室係 M.M )
外国人児童生徒への支援事業の概要
外国人児童・生徒への支援事業立ち上げの背景と目的
●背景
2018年12月に出入国管理法の改正がおこなわれ、今後更なる在留外国人の増加が予想されます。ここ立川市においても、過去10年余りの間に、外国人住民は、約3,600名(2010年)から約4,600名(2020年)へと増加しています。一方、2018年度の文科省の全国調査では、全国的には、約1万人の児童・生徒が必要とされる日本語指導を受けていな
自分の意志ではなく、親の都合で、外国から日本に移住した子ども達が、日本語を十分に理解できないため、コミュニケーションが上手く取れないことから、学校や地域で孤立しやすく、学力も低迷する傾向が見られます。立川市においても、過去2年間に約10名の児童・生徒からの生活・日本語力アップの支援要請をTMCは受けており、その数は、増加傾向にあります。支援を求めてくる児童・生徒への対応として、組織的、体系的な取り組みが急務となっており、地域内での社会資源リソースを有効に活用し、関係機関・各所との連携・協力体制の構築が強く求められている状況にあると認識しています。
従来、外国人支援団体であるTMCやTIFAは、主に大人の外国人への支援が中心で、これら子ども達への支援が、十分に行われて来ませんでした。
●目的
日本国籍でない子ども達は、義務教育の対象にはなっていないものの、そうした子ども達にも適切な教育の機会と支援を提供して、社会の中で生きる力を育む環境を整える必要があると考えます。日本語が十分に話せなく、社会との関わり合いも少ない、この子たちは、学校でも地域社会においても、孤立感や疎外感を感じているケースがあります。その結果、この子たちは、自分の進路や将来に対する夢を持てない状況になっているのではと危惧しています。
これら児童・生徒への支援を、今後継続的に行っていくためにも、組織的・体系的な枠組みを作り、関係機関・各所との連携・協力を図って行く事が求められています。次項以降に記載している外国人児童・生徒への支援事業の取組みを2022年度より開始する事を計画しています。
- TMC: Tachikawa Multicultural Center (たちかわ多文化共生センター)
TIFA: Tachikawa International Friendship Association (立川国際友好協会)
SSW: School Social Worker(スクール・ソーシャル・ワーカー)
外国人児童・生徒支援事業での取り組み内容
1.外国人児童・相談窓口事業
●背景
これまで、いろいろなルート(学校の先生、保護者他)から子ども達への支援要請が、市民協働課、TMC、TIFAに来ていました。但し、その支援要請や支援内容を決めるにあたって、特定の支援者個人への依存が強く、必ずしも関係者間での情報の共有や支援内容の決定が協議されてこなかった面があります。また、協力してくれる支援者を探すにあたっても、個人のネットワークのみに依存しており、その継続性が担保される仕組みにはなっていませんでした。支援を要請する側(保護者、市民協働課、学校)においても、一体どこに相談すればよいのか?、その窓口が必ずしも明確になっていませんでした。
●取り組み
このような窓口があることを関係者
「支援コーディネーターの配置」:
上記相談窓口にて、支援要請を受けた個別の子どもに関して、オーダーメイド型支援を実施するために、「児童・生徒相談窓口」の中に、支援コーディネーターとして、下記役割を持った人間を配置(数名)する予定です。
b. 当該学校・SSWや保護者との面談
具体的支援に先立ち、学校・SSWや保護者を交えた面談をし、家庭事情や学校での様子・日本語・教科の理解度を把握した上で、ニーズや能力、希望している支援内容を見極めて個別な支援メニューを用意します。(進路相談なども含む)
c. 教育機関や各種団体との連携・協力
上記にある「個別の支援メニュー」を決める上でも、学校・SSWや他の専門の学校、市民協働課、社協はじめ、他の児童生徒支援団体や地域のコーディネーターとも連携・調整して、「支援メニュー」を決定します。その後の「伴走支援」体制を構築していくようにします。
「支援メニュー」の中には、次項で説明する「学習支援事業」で実施される「子ども日本語教室」での支援も含みます。
2.外国人児童・生徒学習支援事業
●「子ども日本語教室」の開設
習慣・文化の差異や日本語能力の不足などから、孤立感や疎外感を味わい、通学への不安を持っている児童・生徒がいます。彼らに対しては、学校での生活や学習に必要な日本語能力を身に付けてもらうと共に、地域の大人(学生も含む)達や同じような境遇にある子ども達同士の交流ができる場所を提供します。これらは学校制度に馴染んでもらうための、プレスクール的役割を目的としています。
●具体的事業内容
・15:00~17:00 小中児童向け、17:00~19:00 生徒向け、各2時間
・日本語指導、教科学習支援、集団遊び等
・夏休みを含め祝祭日は休み、5月11日(水)開校予定 支援の対象となる児童・生徒数は、5~10名程度を想定し、支援者総数は、20~
b .「放課後日本語教室」
この教室は、一部小学校では既に開設されています。これは上記「子ども日本語教室」の補完的位置づけとします。
学校からの支援要請があることが前提で、かつ「子ども日本語教室」には、何らかの理由にて通えない子ども達を対象とした教室とします。
c.各教室にて学習支援をする
「学習支援者」には、TMC, TIFA内からだけでなく、様々な背景や経験を有する一般のボランティア支援者を幅広く募る(大学生も含む)予定です。応募してくれる支援予定者には、TMC(TIFAとの有志連合)が開催する専門家による研修を受講してもらい、支援や指導に必要な基礎的知識や指導法・経験を積んでもらう予定です。研修は、ブラッシュアップ研修も含め、年に数回行い、支援者が困らない体制を構築し、支援者の定着と拡充を図ります。
TMCへのアクセス
特定非営利活動法人 たちかわ多文化共生センター
東京都立川市錦町 3-3-20 たましん RISURUホール 5階
☎ /FAX 042-527-0310
JR西国立 徒歩7分 JR立川駅 徒歩13分